吉永英未 フィリピンでの前期を終えて

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

吉永英未 フィリピンでの前期を終えて

皆様

大変な時期ですが、皆様、平和に過ごされていることと存じます。

2月27日にマニラに到着してから、3ヶ月が経ちました。英語がうまく話せないために口数が少なかった私ですが、いまでは自分の感情、思いを同じ屋根の下で暮らすクラスメイトに伝えられるようになりました。

同じ寮に住むクラスメイト一人一人に支えられ、そして日本や中国にいる家族や友人の励ましもあり、私は今を生きています。

そして本日5月30日をもって、フィリピンで過ごす最初の1学期(英語中級クラス)が終わりました。授業は、二つに分かれたブループの一つ(グループB)に所属していた私ですが、客観的にみても主観的に見ても、明らかに私の英語力は周りのクラスメイトとり下回っております。そんな中でも、なんとか全ての授業をクリアし、授業中の課題も提出することができました。そして昨日、最後の課題である小論文を提出し、やっと一息ついたというところでございます。課題に追われ、睡眠時間も削りプレゼンテーションに臨んだり、ライティングの宿題と格闘したり、大変でしたが、充実感もあり、自分の成長も感じることができました。また、中国語も忘れないように、ここに到着した日から毎日中国語で日記を書き続けています。

6月から始まる上級クラスでは英語が優秀な学生にとっても難しくなると聞いているので、私は背筋が伸びる思いです。

ともあれ、マラソンでいうとすでにハーフを走ってしまったので、いまさら後戻りするより、やはり前に進んで参りたいと思います。

本日同じ寮に住む5人家族のうちの一人(タイ人のクラスメイト)が帰国してしまいました。私たちはコスタリカに渡航するまでオンライン授業になったので、もう大学に行く必要がないため、何名かの学生は帰国することを選びました。

しかしながら私も含む大半の学生はフィリピンのこの小さな部屋で残りのハーフマラソンを走り切りたいと思っております。

日々の課題と暮らしに追われ、水泳の息継ぎをするように世の中を見るそのタイミングは決して多くありませんが、ふと地上に顔を出すと、日本そして世界の現状を目の当たりにします。「ポストコロナ」の多大な課題、人類に課された試練を、21世紀を生きる私たちが乗り越えていかなければならないのだと改めて感じ、身が引き締まる思いです。

最後に、暗くなってしまった世の中が少しでも早く光を取り戻すことを心から願っております。

そして皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

吉永英未 2020年5月30日 マニラにて