
KICS南薩バスツアー
2011・12・4(日)晴れ
主催:鹿児島市国際交流市民の会(K.I.C.S)
鹿児島市民の方々が主役となった国際交流を一層推進し国際親善に寄与することを目的として平成2年6月に発足した鹿児島市の任意団体で外国人との交流や国際交流に関する理解を深める為にさまざまな事業を(年間30)を行っています。
会長は鹿児島市長、事務局長は鹿児島市国際交流課長、事務局は鹿児島市国際交流課内。
会員の数は個人会員約230名、団体会員29団体です。
郷土芸能鑑賞は南方神社に伝わる「成川神舞」を枚聞神社の公園で特別に見学しました。
成川神舞は、成川に伝わる夜神楽です。鹿児島県では、神楽のことを「カンメ」といい、神舞の字をあてます。そのまま読めば、「かみまい」「かんまい」ですが、ここはやはり「カンメ」が一番ぴったりきます。
成川神舞の歴史ははっきりと分かりません。だれがいつごろから始めたものか、そういうものを記した古文書がないために、他の神舞との比較や推測でしか語れません。ただ、諏訪大明神の社家であった有馬家の家系図に、江戸時代の慶安2年(1649)吉田家から神道裁可状を受けた有馬純定が、このころ諏訪社頭において藩主島津家久の前で神舞を舞ったと記されているため、慶安から万治年間には成立していたと思われます。その神舞が、現在舞われているものと同一かどうかの問題がありますが、成川ではそのころから舞われていたとして350年以上の歴史があるといわれています。
さて、成川神舞での特徴は勇壮さです。それと対照的に神職姿の人が舞ういくつかの「平舞(ひらまい)」は単調です。平舞そのものは、優雅な舞です。その優雅さも、現代人には表現できないものとなってしまいました。勇壮さと優雅さの対照が舞いそのものの特徴です。そのほか、地域共同体の祭りとして、地区民の参加が大きな特徴です。舞い手と観客の掛け合いも、一体となる地域の祭りを表しています。
成川神舞は本来、「グレ(廻巡幸祭)」あるいは「ハマクダイ(海賓幸祭)」という特殊神事に付随して行われるものです。これらは、「国家にコトアル時」や「氏子にコトアル時」に行われ、この最後に神社で神舞が夜を徹して舞われていました。
現在は、その伝統のもとに3年に1回、2日間の「グレ」を行い、最終日の夕刻から成川保育園の庭で神々を勧請して神舞を奉納しています。
デジカメで撮った動画を編集しました。尚、ここに収録した画像が欲しい方はメールで連絡下さい。また、写真のUPを希望されない方もご連絡ください。すぐに、削除します。 099-226-5575 大石まで。
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