2007・8・26熊本城・阿蘇草千里
参加者:中国人留学生43名、日本人7名、パキスタン1人、ミャンマー1人合計52名
企画 :鹿児島市日中友好協会 企画部
主宰 :市日中学生部・鹿児島大学中国留学生学友会
1台の小型面包車と50名乗り大型バスで熊本~阿蘇をめざしました。
熊本城は現在、築城400年ということでいろいろなイベントが行われています。
協会主催としては初めての県外ツアーということで申込が殺到しました。
そろそろ夏も峠を越すだろうと予想していましたが残暑の厳しさは例年に無いものでした。
それでも中国人の学生さんたちにとって日本の城を初めて見る人が多く、クーラーの余り効かない城の中を熱心に観覧していました。
ふと、武漢の「黄鶴楼」に登った時のことを思い出しました。
縁あって鹿児島市に留学・滞在している中国人の皆さんが、気の置けない自分達同志と中国好きの協会メンバーとのコラボレーションによるハイキングを実施し始めてから今年で3年目になります。
はたしてどの程度、我々が思うほど彼らが喜んでくれているかは分かりませんが、我々に出来ることは「わずかばかりの資金」と「わずかばかりの時間」をかれらの為に費やすことで、中国人の皆さんが縁あって滞在している鹿児島での楽しかった「思い出のひとつ」にこの旅がなってくれればと願うだけです。
「中国も日本も喜びの度合いは同じ、違うのは表現方法だけ、」と今月から半年間、「長沙科技日語学院」に、俄か日本語教師で発たれた市坪隆次さんが言ってました。
「かれらに手を握られて嬉しさを表現されると疲れもとんでしまいます。」と。
今回は子供さんも6人参加しました。回を重ねて思うことは留学生同士のカップルや(若夫婦)が増えて来たことです。幸せそうなかれらを見ているとこちらの顔もゆるんできます。
・・『草千里』で昼食をとっていたら突然の雷雨、空一面に霧がかかってしまいました。運転手、事務局長の判断では「行っても何も見えないよ。」今回は諦めて、「阿蘇ファームランド」でゆっくり遊んだ方がいいとの判断で阿蘇火口巡りは断念しました。
じつは 昨日、パキスタンのハフィーズさんからメールが来てました。皆の気持ちの代弁として取り上げさせて戴きました。写真右のハンサムが地質学者ハフィーズさんです。
・・・大石さん こんにちは、
先日阿蘇山バスツアーに参加させていただき、ありがとうございました。楽しい一日でしたね。協会さんのおかげでまた友達の輪がひろげました。
火口にも行きたかったけど、天気が悪くて残念でしたね。今回私は2回目でしたが、一回目はガスの高濃度のため行けなくなって、今回また天気のためだめになった、でも皆さんといろいろ楽しい話が出来て、また阿蘇ファームランドでのいろいろ見てまわたりして本当に良い一日でした。
私は日中友好交流会の会員でもないのに大石さんの誘いで参加できて、感謝します。またこれからもよろしくお願いします。
夏日々も後わずかですが、お体に気をつけてください。
とりあえず三枚の写真をご覧ください。写真提供はもうすっかり協会イベント専門カメラマン 祁立標からです。