2010年1月16日(土)
第15回・外国人による日本語スピーチコンテスト」が鹿児島市の「かごしま県民交流センター2階中ホール」に於いて開催された。
32名の予選を勝ち抜いた10名の出場者は今年はすべてアジアからの方々でした。
国別では中国が6名、韓国が2名、あとはネパール、インドネシアがそれぞれ1名でした。
栄えの最優秀賞は中国から来られた李美(湧水町国際交流員)で演題は「素敵な出会いをありがとう」。湧水町の町のみなさんとの日々のあたたかい国際交流のお話を流暢な日本語で情感を込めて語り、会場に来ていた聴衆の皆さんの拍手を受けました。
尚、審査員特別賞としてインドネシア人で現在、八幡小学校6年生のアスカル ズフデイ アッシャウキーくんが受賞しました。
当日の模様をダイジェストとして以下からどうぞ。
写真は左から出場者の皆さん、最優秀賞の李美さん。そして、審査員特別賞のアスカルくん。
以下、
当日取材に来ておられた毎日新聞社の記事を転載します。
・・「県内に住む外国人の日本語スピーチコンテストがこのほど、鹿児島市山下町の県民交流センターであった。
県国際交流協会が主催し、今年で15回目。予選を勝ち上がった小学生から会社員までの4カ国10人が、外国人の視点から見た鹿児島の文化について、流ちょうな日本語でスピーチした。
最優秀賞を受賞した中国人で湧水町の国際交流員、李美(リメイ)さん(24)は、ドラマで見た東京のような洗練されたイメージを抱き来日したという。
「イメージと全く違う自然に囲まれた町や、(鹿児島弁の)聞いたことがない不思議な日本語に驚きの連続だった」と話すと、会場は笑いに包まれた。
ただ、親切な人々に触れ「湧水町を第二の故郷として一生大事にしたい」と語った。
サッカー選手になりたいという夢を熱弁したインドネシア人で鹿児島市立八幡小6年、アスカル・ズフディ・アッシャウキー君(11)は「3月に帰国するので、その前に何かに挑戦しようと思い、参加した。
少し緊張して、途中で止まってしまった」と苦笑いした。