福島顕二郎の長沙日語教師録4
2010/05/2
鹿児島日中文化交流団
最近、蒸し暑くなってきて、朝でもかなりの日差しが肌にまとわりつく。
朝、学生達を連れて、暁公園へ。
ここには、鹿児島から日中文化交流団のみなさんがきていた。
最初に天達さんが挨拶をした後で、太鼓と三味線の演奏があり、記念品の贈呈が行われた後で、みんなでおはら踊りをする。
訪問団の皆さんは50人ぐらいおり、中国人は200人くらい集まっていただろうか。
このように、日本と中国の文化の交流が出来ることはとてもうれしいことである。
学生にも私の故郷について知ってもらえたので大変うれしく思う。
ここで、今日の夜も文化交流があることを聞き、みんなを連れて行くことを約束して学校へ帰った。
夕方、添乗員の方から連絡をもらい、みんなで出発。
場所は西バス駅の近くで「時代帝景」というホテル。
ちょうど、黄先生の家の近くである。
学校からバスで20分の場所で大きなホテルだったのでよく分かった。
会場には、近くの住民の方達を招待しており、人がたくさん集まっていた。
文化交流では鹿児島の踊りや歌、太鼓や三味線の演奏、中国人による踊りや歌など約2時間の交流が行われた。
最後はおはら踊りをみんなで踊り大変盛り上がっていた。
学生達はみんな日本人と写真を撮りたがり、記念写真も撮ることが出来、大変満足して家路についた。
この文化交流では、天達さんのパワーを感じることが出来た。
歌を歌うところでは、本当に輝いて見えた。
このような文化交流をもっとたくさんしてほしい。
2010/05/3
ゴールデンウィーク最終日
朝、学生が部屋に来て、カメラを借りていった。
今日は友人達と世界の窓に行くらしい。
誘われたが今日は中国語の勉強をするために断った。
沢山の写真をとってくると約束して、カメラをかりていった。
とても、楽しみである。
今、世界の窓ではコンテストがおこなわれているので、人も多く楽しいだろう。
私は教室に行って、勉強を始める。
教室では勉強がはかどる。
暑くなったが、外から入ってくる風は強くて心地よい。
単語や文法を勉強することでみんなの会話が少し聞き取れるようになった。
私はむかしから、家で勉強するのが苦手だ。
教室という空間は気分をその気にさせてくれるので、とても好きである。
2010/05/7
耐久カラオケ
午前中の休み時間に毛先生から、『今日カラオケに行かない』と誘われた。
毛先生と一緒にカラオケに行くチャンスは少ないので、せっかくなので行くことにした。
51大道にある「a go go」に行くことになった。
カラオケではよくお世話になる場所である。
日本と同じでお昼に行くと、値段が安いので6時間ぶっ通しの耐久カラオケがスタート。
毛先生、葛さん、林さん、丘さん、陸さん、後から陳明さん、周亜紅さんと一緒にカラオケをした。
みんなで歌うカラオケは楽しい。
私も中国語で歌う曲が少し増えたので、楽しく歌うことが出来た。
夜7時まで歌い、歩行街へ行ってみんなで火鍋を食べる。
おしゃべりをしながら、楽しく食べることが出来た。
火鍋は長砂にきて、みんなで食べる時よくいくお店だ。
帰りはバスがなかなか来ないので、歩いて帰る。
学校まであるいて30分ぐらいの距離なので、ご飯をたべたあとの散歩にはちょうどいい。
一日がとても早く感じる。
もっと時間がほしい、そう思える1日だ。
2010/05/8
男料理
今日は男だけで、晩ご飯を作る約束をしていたので、男性寮に行き、みんなで材料を買いに近くの通りへ。
今日は私が初めて魚料理に挑戦することにしていた。
後の料理は欧蔡林さんが作ることに。
欧さんは料理を作ることが初めてだが、材料選びは彼に任せておいた。
魚料理は、前に黄先生に教えてもらっていたので、そのときのメモを見ながら調理をした。
買った魚はとても生きが良く、包丁を入れた後でもまだ生きていたので、ビクビクしながらの調理になった。
調味料はうまくできたので、味や匂いがとても良く、美味しく食べることが出来た。
魚料理は意外に簡単に出来、安くて、美味しいので又今度学生達に食べさせてあげたいと思う。
2010/05/9
日曜日
は雨が降り、天気がだいぶ寒くなった。
長沙での気温の差が大きいように感じる。
晴れの日は30度近くまで上がり、雨が降ると20度前後までなるので、体調管理に気をつけなければならない。
夜になり学校へ行き、中国語の勉強をしていると、0904クラスの趙小矯さんから話しかけられた。
『私たちのクラスに良く来てください。』
誘われたので、とてもうれしかった。
0904クラスでは、会話の勉強を一緒にすることに。
まだまだ、日本語レベルは高くないが、3月に比べると上手になってきているように感じる。
2010/05/15
大きな魚
ご飯を自分達で作ろうと陸さんが言い出したので、材料を陸さんが買いに出かけた。
私は待って、帰ってきたところで、今日は王さんが料理を作ると言い出した。
後で、王さんが来てくれ、初めて、王さんが料理を作るので期待して、味付けや料理の補助をして、一緒につくることに。
9時頃に突然、黄先生から電話が掛かってきた。
5/18日は私の誕生日なのでそのお祝いに大きな魚を方さんに渡したので、作って食べてください。という電話だった。
私のことをいつも気に掛けてくれる黄先生には本当に感謝している。
誕生日はもしかしたら、来られないかもしれないということなので、残念ではあるが、こうして誕生日の日を覚えていてくれることが大変うれしい。
後で、方さんが魚を持ってきてくれた。
本当に大きな魚だ。黄先生が釣ってくれたらしい。
本当にありがたいことである。
2010/05/17
誕生日の前日
夕方0904クラスのみんなで学校の近くにあるレストランへ。
みんなが私の誕生日をお祝いしてくれるそうだ。
たべたいものは魚というと大きな魚の鍋を注文してくれ、ご飯とお酒がいっぱい、テーブルに並ぶ。
乾杯のあとに皆で、あつい食事会になった。
0904クラスの学生はほかのクラスに比べお酒が強い。
乾杯が多いし、みんな一気に飲むので、ついつい一緒にのんでしまい中国にきて初めてよってしまった。
みんなとの楽しい時間にもよっぱらったのかもしれない。
2010/05/18
誕生日
授業の休み時間に劉先生から誕生日プレゼントとして、大きなケーキをいただいた。
こんなに大きなケーキは日本でももらったことがない。
私の為にこんなにしていただいて本当に感謝、感謝。
学生みんなからも「先生、お誕生日おめでとうございます」といってもらい本当に涙が出そうなくらいうれしかった。
休み時間にみんなでケーキを切り分けて、食べる。何という幸せ。
午後から0804クラスの周亜紅さんと方さん、王さんと一緒に今日の夕食の材料を買いに行く。
私の誕生日は私が作るつもりだったのだが、周さんに手伝ってもらうことにした。
私の好きな材料を中心に買い、部屋で下準備を開始。
みんなが部屋に集まってきた頃には、料理も出来、みんなで楽しく食事。
食事の後で、私の誕生日なので長沙の伝統行事をすると言いだした。
それは、その人の年齢の数だけおしりをたたくと言う物だ。
みんなに両足、両腕をもたれ、地面におしりをつける動作を29回もされた。
みんなの力にも驚くが、腕がとても痛くなったがとても思い出になる1日になった。
2010/05/21
葛さんの手料理
昼ご飯を0902クラスの葛さんに作ってもらった。
彼女は主婦で私よりも1才年上。
手伝いは、欧さん、林さんの2人だ。
私と毛先生は授業があったので、部屋に帰ったときは、ちょうど作っている所だった。
出来た料理は、魚のスープ、肉団子のスープ、炒め料理。
毎日作っているので、葛さんは料理が上手だ。
特に、肉団子のスープはとても美味しかった。
肉団子の味付けは私の口に合う。
ご飯を食べて、みんなで色々とおしゃべりをした。
そこで、毛先生からみんなの間違った言葉を直してあげてと言われた。
私は直しているつもりなのだが、そうとってもらっていないみたいだ。
今後は気をつけて、もっと間違っているとはっきり言ってから、訂正する方が良いのかもしれない。
2010/05/22
誕生日プレゼント
朝、雨の音で目が覚める。
昨日から大雨が続いている。
考えてみれば、5月に入り、梅雨が終わったと勘違いをしていた自分がいた。
まだまだ、梅雨は終わっていない。
4月、5月で晴れた日は数えるくらいだろう。
起き出して、部屋の片付けや洗濯などを済ませて、教室へ。
誕生日にもらったプレゼントをするために。
もらった幼稚園生の国語の問題集だ。
これで、ピンインの練習と単語の勉強だ。
ピンインを覚えるには何回も繰り返すことしかないだろう。
2010/05/26
会話試験
今日で0804クラスは最後の授業。
最後は会話の試験をすることに。
1人当たり5分ぐらいの会話をする。
1年間このクラスにはとてもお世話になった。
色々な場所に行ったクラスでもあり、私の思い出にたくさんの顔を見せてくれた。
最初にこの学校に私が来たときは、あまりしゃべれなかったみんなが、こうして会話が出来るようになっていることがうれしい。
会話試験のあと、みんなで記念撮影をした。
日本語能力試験が7月にあるので、何人かの学生はまだ学校に残って勉強するらしい。
今日でみんなとはお別れではないし、私は夏休みに広東に遊びに行くつもりなので、またみんなに会うことが出来ると信じている。
2010/05/28
送別会
今日の夜は0804クラスの送別会が二馬路のバス停横のホテルであった。
クラスのほとんどの学生が集まり、久しぶりに黄先生にも会うことが出来た。
料理の注文などはしょうさんがはじめにしていた。
料理はとても美味しく、お酒もたくさんある。
いつものように乾杯が始まり、みんなで楽しい送別会がはじまった。
白酒をメインにのんでいたので、直ぐに酔っ払いみんなと楽しくおしゃべりをはじめた。
お酒を飲み過ぎて、後のことを覚えていないが、たのしかったことだけは覚えている。
記憶を残すためにもお酒の飲み過ぎには注意しないといけない。
2010/05/28
送別会写真
2010/06/03
散歩
夕食を食べた後、久しぶりに湘江を欧さんと一緒に散歩に行った。
最近は天気がだいぶ落ち着いてきたし、気温もそれほど高くないので散歩にはちょうど良い。
湘江に着くと、川がだいぶ広くなっている。
最近、雨が多かったせいで水量があがっているみたいだ。
湘江には釣りをするひとや、たこをあげる人、散歩する人など様々。
ゆっくり歩きながら、川沿いの様子を眺める。
今日の観光船にはたくさんの人が食事に来ていた。
太陽はオレンジ色になり、夕方特有の光が川にきらきら輝いている。
風も少なく、心地よい雰囲気の中で静かな川を眺める時間がこんなにもいいものだったのかと改めて感じた。
2010/06/04
昔話
午前の授業で0902クラスの学生と昔話について話をした。
中国にはたくさんの昔話がある。
「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」「紅楼夢」この4つは中国で一番有名な昔話である。
最近は誕生日プレゼントにもらったこの4つの本がわたしの愛読書である。
学生のしっている日本の昔話は『桃太郎』
やっぱりこの昔話は有名である。
夜は蒸し料理のお店から料理を持ち帰りして、家でテレビを見ながら晩ご飯を食べる。
今日は金曜日。
テレビで「天天向上」という番組があるので、この番組が大好きな学生を呼んでみんなで一緒にみる。
今日は日本の華道家がゲストで出ていた。
この番組には時々、日本人が出る。
司会者にも矢野浩二という日本人が参加している。
司会者は全部で5人、色々な人たちをゲストに呼んで、話をしたり、特技を披露したりする番組である。
面白い番組なので中国では、人気のある番組の1つだ。
2010/06/05
岳禄山写真
写真
2010/06/05
岳禄山
天気の良い日が続いているので、岳禄山に山登りをすることに。
0904クラスの学生達を誘って、朝7時に学校を出発。
山の朝の空気がとても美味しい。
今回は岳禄山の東門より登り始める。
岳禄山には2つの登り口がある。もう一つの登り口は湖南大学からの入る。
今回で岳禄山は5回目だ。
朝早く登るが他にもたくさんの人たちがいた。
学生達は半分登るともう疲れてしまって、登るスピードがだいぶ落ちてしまった。
周りの景色は薄く霧がかかっていてあまりよく見えなかったが、木々の緑がとても気持ちを落ち着かせてくれた。
頂上では、太極拳をしていたり、ダンスをしていたり、学生達がみんなでハイキングにきていたりと人でにぎわっていた。
私たちもみんなで写真を撮ったり、話をしたりととても楽しんだ。
今日の山登りで今まで行っていなかった所にいってみた。
1つは「古砲台」という場所。
昔、戦争の時に砲台を置いてあった場所。
今でも砲台が残っているかもしれないという期待をもって行くと、そこには記念碑があるだけで、他には何も無し。
記念碑の前に立ち、みんなで写真を撮り、もう1つの場所へ。
もう1つは「蛇洞」。
大きな洞窟があり、その中には蛇がいるという噂の場所。
しかし、実際の場所には何もなく、登ってくる人に聞いてみると「ここはただの場所の名前だよ」と言われた。
仕方なく、下山して愛晩亭までいく。
愛晩亭は人で一杯。
バスも何台も来ていて、観光客が多いことが分かる。
今日は天気もよく最高の山登りだった。
2010/06/14
端午節
今日から端午節の休みになった。
端午節は家族が集まる祝日で、みんなでちまきを食べるのが習慣らしい。
端午節には、ボートの試合などもある、昔からの大切な祝日である。
私も劉先生や葛さんからちまきをもらったので、早速家で食べる。
ちまきは笹で包まれたもち米で、形は三角形。
味は色々な物があるらしい。
小豆やハム、肉、ナツメ、緑豆など様々。
学生も3日間の休みなので、家に帰る学生が多い。
夜は、気分が良かったので、晩ご飯の後の1人で湘江へ散歩に行った。
風がとても気持ちよく、たくさんの人たちでにぎわっていた。
夜に湘江に来るのは久しぶり。
何ヶ月かぶりなので、湘江が新鮮に見えた。
2010/06/16
岳陽へ日帰り旅行
今日は岳陽への日帰り旅行に行く。
岳陽は長沙から列車で1時間半の割と近い場所で、岳陽楼や洞庭湖などの観光場所がある。
朝8時の汽車に乗るために、家を7時に出て、学生4人で合流して駅へ向かう。
今回の旅行は欧さん、陸さん、劉らさんの3人が一緒に行く。
行きの列車では運良く席が空いていたので、座ることが出来た。(買った切符は自由席の切符)
岳陽では、0804クラスの許さんが待っていてくれた。
彼女は岳陽出身なので、彼女に案内をしてもらう。
まずは、岳陽楼。
岳陽楼は洞庭湖に面した城壁と岳陽楼という建物がある場所。
昔から洞庭湖の美しい景色のため、たくさんの詩人がここで詩を書いている。
美しい景色と昔からの建物がとても素晴らしい。
岳陽楼は何回も立て直されており、今残っている建物も5回目のものらしい。
今回は修復作業中なので、建物全体をみることは出来なかったので残念だ。
岳陽楼は入場料が1人80元。
学生は半額になるので、みんなは学生証を提示して、半額で入ることが出来た。
岳陽楼では許さんのお姉さんも一緒に案内してくれた。
とても、かわいらしく、笑顔がかわいい。話もたくさんするし、活発な感じがする。
午前中は岳陽楼の周りを探索し、昼食後に岳陽楼の中を観光、次に岳陽楼の近くの店で君山への船の切符を購入して、船着き場へ。
君山は岳陽楼から20分の場所にある。
熱い太陽と水しぶきがきらきらと輝いて、とても綺麗な景色を船から見ることができる。
君山は小さい島で上から見るとハートの形をした島である。
とてもロマンチックな島である。
島は綺麗に整備され、様々な建物が建っていた。
なかでも、愛情楼という建物にはたくさんの願い事が書かれた紙が木につけられていた。
今回は帰りの船の時間まで1時間しかなく、全部を回ることが出来なかったが、とても観光には良い場所だと思う。
君山島は入場料が60元と少し高いと思うのだが、中の環境はとてもよく、来て良かったと思う。
帰りは汽車の切符を買うことが出来たが、汽車の中は満員。
岳陽から長沙までの1時間半は立ちっぱなし。
家に帰り着くと、くたくたになった。
しかし、岳陽の旅は忘れられない旅の1つになった。
案内をしてくれた、許さんにはとても感謝している。
彼女のおかげでスムーズな旅になったと思う。
2010/06/20
停電
朝から停電だ。
テレビもパソコンも使うことが出来ない。
1時間ごとに電気がついたり消えたりの繰り返し。
夜になっても停電は止まらない。
8時頃にやっと安定してきた。
学校は人も増えたし、新しい学校が移ってきたことも原因だろう。
新しい学校は主にコンピューター関係の学校なので電気の供給が安定していないのだろう。
私たちの学校も今学期で引っ越しをする。
0904クラスは6月30日、0902クラスは7月4日に引っ越しをする。
私も7月には引っ越しをするつもりだ。
部屋がまだ、見つからないので引っ越しをする日がまだ決まらないのが現状である。
とりあえず、荷物を新しい学校に移して、その間私は広東へ行く予定にした。
今回の休みは学生の家に遊びに行くことが少なくなってしまった。
私が男一人で家に連れて行くのは気が引けるらしい。
あまり遠くに行くのも体力的に無理があるのは冬休みに体験済みだ。
今回は広東でゆっくりするつもりだ。
2010/06/21
大雨の影響
夜、教室へ行くが8時半ごろに停電になり、勉強が出来なくなった。
0904クラスの学生達と停電なので湘江へ散歩に行くことにした。
最近、大雨の影響で川の水位がかなり高くなってきている。
今まで歩けていた場所も水が入り込んできて歩くことは出来ない。
テレビでも注意を呼びかけていた。
それにしてもビックリだ。
こんなに水が増えたのは最近では新記録らしい。
2010/06/22
夏休みの計画
最近、テレビでよくワールドカップを見ている。
日本が予選で2勝1敗。
ベスト16に入ることができた。
日本の試合は夜中にあるので、次の日にニュースでみることが多いが、日本の活躍はとても興奮する。
このまま、ベスト4まで勝ち上がれたら、良いと思うのだが。
午後は夏休み西安に行くつもりで切符を買いに学校の近くのホテルへ行く。
西安まで長沙から約200元。
一緒に行くつもりだった劉さんが行くことをキャンセルしたので私も行くことを断念することにした。
西安では女の子の遠紹さんの家に行くつもりだったのだが、女の子の家に男の私が1人で行くことは気が引けたので、今回は見送り。
日を改めて西安へ行くことにしよう。
夏休みは最初の計画通り広州へ。
0804クラスの学生達と一緒に行くことにした。
切符の手配をしてもらい、みんなで行くことが楽しみだ。
2010/06/26
引越し準備
午前中に欧さんと徐さんが遊びに来て、昼食は食堂で済ませた。
食堂は学生が急に増えたので、メニューが格段に増えた。
今日は休日なので人はまばらだが、平日のお昼はかなりの混雑。
時々、遅く行くとおかずがないときもある。
午前中は今度の引っ越しのため部屋の片付けをすることにした。
使わない服は捨てて、いらない物や記念に残してある物を整理した。
意外に物が多くなっていることに驚いた。
本も増えているので、荷物がだいぶ増えた感じ。
私も中国に来てそろそろ1年がたとうとしている。
荷物以上にたくさんの思い出の詰まったこの部屋を去るのはとても感慨深いものがある。
2010/07/01
広東省へ出発の日
今日から2ヶ月という長い夏休みに入る。
最初の計画通り広東省へ行き、0802クラスの学生や0804クラスの学生たちにあうつもりだ。
今日の夜10時に長砂を出発して、明日の朝には広東省の広州市に到着する。
今回は1ヶ月半を広東省で過ごすことになるので、とても楽しみである。
列車は0804クラスの学生たちと一緒に行くことになっているので安心である。
どのような生活が待っているか、少し不安があるが、行って見なければわからないものなので、まずは、最初の一歩を踏み出してみることにする。
2010/08/29
中国農村へ
夏休みも最終日となり、今日は中国の農村へ行くことになった。
朝9時に0904クラスの劉小矯さんが迎えに来てくれた。
彼女のお姉さんの旦那さんが車で迎えに来てくれたので、一緒に彼女の故郷へ。
長沙の北方にある田舎町が劉さんの故郷だ。
長沙の街から1時間ぐらいで、周りに見える物は田んぼばかり。
家の周りは小さな商店が有るだけで、家もまばらである。
家の造りは2階建ての田舎の家といった感じ。
暑かったが外を散歩してみるが何も無い。
劉さんに「どこか近くに何か無いの」と聞いても、何もありませんよと笑って答えられた。
確かに何もない。ここは農家なのでしょうがないのか。
最近は子どもも少なくなって、劉さんの地区には5人前後しかいないらしい。
劉さんの子どもの頃通っていた学校も廃校になってしまったらしい。
劉さんの中学、高校時代は遊ぶときは長沙市に行っていたと話をしてくれた。
今回は特にすることは無かったが、劉さんとたくさん話が出来て、彼女のことが少しは分かったような気がする。
今日はとてもいい体験ができたと思う。
2010/08/30
新学期が始まる
今日から新学期が始まった。
昨日までにたくさんの学生が帰ってきているので少しワクワクした気持ちで授業を始める。
まずは0902クラスの授業。
みんなは2級試験を終えて、今学期は1級試験合格を目指し、気合いが入っている感じがする。
今日はとりあえずこの夏休みをどのように過ごしてきたのか話をしてもらった。
休みの時間が長かったが、みんなまあまあの出来だろう。
今日は珍しい人と出会うことができた。前の0804クラスの学生の葉媛さんである。
「長沙に遊びに来ているので」と葉さんから電話があり、学校に来ていますと言われ会いに行く。
葉さんは今日帰るらしいので一緒に駅に切符を買いに行った。
彼女は10月になったら日本に留学するので、今後彼女に出会うことはもうないかもしれない。
こうして、前の学生が遊びに来てくれるのは大変うれしい。
仕事や留学で会うことができなくなったが電話で連絡してくれたり、会いにきてくれる学生がいることが私がここにいる理由の1つでもあると感じる。
2010/08/31
放課後
午後の授業が終わり、0902クラスの林さんと周琴さんと周云映さんが私の部屋で会話の練習をしたいといってきた。
これから平日は毎日、放課後は会話練習をしてもいいですかと学生から言われ、即答で「いいですよ」と答えた。
話題を作るために、新聞を読みながら会話をしたり、前もってみんなが話題を考えてきたりしてもらうことにした。
約1時間半だが、毎日することで、少しずつ力がついていくだろう。
2010/09/1
夜の補習
九月に入り、雨が降り出した。
先日も雨が降り、朝晩がだいぶ涼しくなってきた。
夏のあの暑さがもうすぐしたら無くなってしまうのは、とても残念である。
私は、冬よりも夏のほうが好きだからだ。
今日は午後からの授業が無い。
夜は葛先生から新入生クラスの補習を見てくれないかといわれ承諾した。
新入生も見てみたいと思ったからだ。
新入生は日本語が出来ない学生がほとんどだ。
中には上手な学生も2,3人いる。
私は中国語で話を少しだけすることができた。
彼らのいっていることも、何となく分かる感じである。
しかし、補習なのに勉強らしいことをしていないので、これはあまり良くないと感じた。
みんなが日本語を使えば勉強になるだろうが、ほぼ中国語なので全く勉強にならない。
それにみんな熱心に私のことについて質問してくる。
外国人の私に興味があるらしい。
しかしこれでは・・・。そう思っていると、課外の途中で、謝先生が来てくれた。
先生が来てから、やっと発音の練習をすることができた。
今日は新入生の名前も教えてもらえたし、夜の課外に参加してよかったと思っている。
2010/09/4
立石さんとの出会い
今日は日本から来た立石さんと会う約束をしていた。
昨日、徐さんと欧さんにこの話をしたら、私たちも一緒に行きますと駄々をこねるので一緒に連れて行くことにした。
立石さんとはメールでやり取りをするだけでどんな人なのか全く分からなかった。
学校からバスで5分の大きなスーパー(家楽多)で待ち合わせをする。
バス停で待っている女の人がそうなのだろう。
キョロキョロしているのですぐに分かった。
挨拶を済ませ、やっと話をすることができた。出身は私と同じ鹿児島で枕崎出身。
長沙に来るきっかけは、鹿児島市の国際交流課が出している広報誌に長沙での教師を募集しているのをみたのがきっかけらしい。
特に長沙は行くところが無いので、とりあえず今日は烈士公園に一緒に行くことにした。
運悪く雨模様で公園の散歩には適さないが、歩いていくうちに雨が上がっていった。
天気は悪かったが、公園の景色はなかなかいい物だった。
烈士碑のある場所は新しく整備され、中には戦争の記憶がたくさん展示されていた。
私たち日本人との戦争の記憶はなかなか消すことが出来ないと改めて感じた。
これも歴史の1つなので、甘んじて受けなければならないだろう。
烈士公園を散歩したあとで、51広場に移動して、昼食を食べることにした。
やっぱり、火鍋がいいだろうと思っていたので、前に行って美味しかったお店に行ってみた。
このお店でおしゃべりをしながらご飯を食べていたら、あっという間に時間が過ぎ3時間近くご飯を食べていた。
味もまあまあ良かったので、食べに連れて来れて良かったと思う。
夜までは少し時間があったので、歩行街から歩いていける天心閣に行くことにした。
天心閣は歩行街の近くで、また、定王台の近くでもある、古い建造物である。
天心閣の入り口までは公園になっており、少し高台にあるこの場所まで散歩をしながら行くことができる。
天心閣に入るためには入場料が必要で、なんと16元もかかってしまう。
少し躊躇したが、せっかくここまで来たし、以前来たときも中を見ることなく帰ってしまったので、今回は入ってみることにした。
中は3階建ての建物があり、昔は砦のような役割もしていたらしい。
昔ながらの中国らしい建物を前に写真を撮ったりして、観光してみた。
まあ、小さい建物だけしかないので、見終わるのにそんなに時間は掛からなかった。
しかし、16元は少し高いとは思う。
帰りは立石さんの赴任した学校まで一緒に行ってみた。
今の学校から近くにあり、楊家山西から136番のバスに乗ると行くことが出来る。
立石さんの中国の先生達は小さい学校だといっているのだが、高校の中では大きい方だと思う。
生徒も全部で2000人以上いる学校で日本語科には200人近くの学生がいるらしい。
先生の部屋は学校内の学生寮の隣。
部屋は私の部屋よりも少し広く、別に寝室が1部屋ある。
トイレは洋式で、シャワー室も同じ場所。
しかし、洋式が有るなんて、なんて良いのだろう。
ここでは、外国からの先生が居るため、洋式のトイレがあるらしい。
とても綺麗な部屋なのでとても良い場所だと思う。
立石さんと今日一緒に遊んだことはとても楽しかったので、また今度遊びに行くことを約束して、家に帰ってきた。
朝から歩きっぱなしだったので、少し疲れたが、良い休日になったと思う。
2010/09/5
インターネット問題
午前中は、欧さんからインターネットバーへいきましょうとお願いされたので、一緒に場所を教えるついでに行ってみることにした。
学校の近くに新装開店したインターネットバーが有るので、そこにいってみることにした。
前回行ったときは、私が外国人なのでインターネットを使うことが出来ないといわれていたので、出来ないだろうと期待しないで行ってみた。
話を聞いてみると出来るかもしれないと言われたので、また今度パスポートを持って来てみることにした。
改めてパスポートを持って行ったのだが、パスポート持参だけではインターネットをすることが出来なかった。
しかし、マネージャーが居なかったので、前に陳建東さんから借りていた身分証番号を使ってインターネットをすることが出来た。
まだ、パスポートだけでインターネットが出来るかどうかは不明である。
やっぱり、部屋にインターネット環境を作ったほうが楽かもしれない。
2010/09/6
新入生をみて思うこと
月曜日になり、また新しい1週間が始まる。
だいぶ日中も過ごしやすくなってきたので、良い季節になったと思う。
授業もいつものように始まってきている。
新入生も20人近く入ってきたので、顔だけでも覚えていきたい。
直接、授業をすることはないので、接点が薄いのが心配である。
時間はまだあるので、よく教室に顔を出すようにしよう。
今回の新入生は来年には日本へ留学する学生が多い。
以前は本当に少なかったのに・・・。
夕方は0902クラスの学生と一緒に部屋で会話の練習をして、夜は学校へ行き、新入生(1002クラス)の50音図の練習を見てあげた。
今、学校では昼間とは別に夜間授業もしている。
学生は8人ぐらいの少数だが、1年間日本語を勉強するらしい。
教えるのは範先生で、毎週月水金の三回で約2時間半の授業らしい。
新入生のクラスは1002。
彼たちは夜の勉強の時間が少ないと思う。
以前のクラスの学生は勉強し始めた頃は、みんな遅くまで残って勉強していたと思うのだが、このクラスは9時になるとみんなすぐに帰ってしまう。
この時間は拘束されている時間であると感じているのだろうか。
せっかく勉強できる環境にいるのに、もったいないと思うのだが。
2010/09/8
リベンジ
前回のリベンジのため、インターネットバーへいくことにした。
家の近くのインターネットバーへいくが、やっぱり、外国人はすることができないと言われた。
この間は出来るといっていたのに・・・。
しょうがないので、他のインターネットバーを探すことに。
少し遠くに安いインターネットバーがあったのでそこに行ってみるが、結果は同じ。
長沙は文明都市を目指しているので、中国の身分証を持っていないとインターネットをすることは出来ないとのことだ。
パスポートでもインターネットができるいつもの場所へ行くことにした。
ここでは1時間2.5元。
インターネット環境はまあまあ。
少し家から遠いということが難点だが。
インターネットバーから帰ってくると周云影さんが遊びに来てくれた。
彼女は先学期、0804クラスの学生で今度の10月に日本の千葉に留学することになっている。
私との会話練習でレベルを少しでもあげたいという希望を持っている。
少しでも彼女の力になれるように私も時間を見つけて、彼女の応援が出来ればと思っている。
2010/09/9
放課後補習
午後の授業が終わり、0902クラスの学生達と部屋で会話の練習をする。
今日は張ジャクエンさんも参加。
会話の内容は会社でのルールやマナー。日本人と会うときのマナーなどを話した。
これで2週間の放課後会話が終わった。
これからも毎週月曜日から木曜日までは放課後にこのようにするつもりらしい。
夕食後、教室に行き1002クラスで少し話をしていると林さんとうさんが私を探しに来た。
明日は敬語を使う授業が有るので、プリントに書かれている敬語を教えてほしいと言われた。
なかなか使うことのない単語がたくさんあった。
私にとっても覚えていない単語ばかりなので使い方に難あり。
あとは敬語のなかでも尊敬語、謙譲語の使い方はなかなかである。
2010/09/10
教師の日
授業は1コマ目のみ。
2コマ目は中国の国語の授業が1002クラスであったので、一緒に受けることに。
やはり、先生の話を聞き取るにはまだまだ至らないが教科書に書かれている文章は読み取ることが出来た。
今日の授業では魯迅の「薬」という文章の解説だった。
ある老夫婦がいて子供の為に薬を買いに行く途中、革命に参加している人が殺されているのを発見し、その人の血を商売する人から薬を買っていく。
帰って子供に飲ませると、子供は死んでしまう。
これは迷信であることが理解された。
その中の1人に革命に参加していた人の両親がいた。
この母親は悲しみ、墓の前で血を飲んで死んだ息子の老夫婦と出会う。
そこで、母親は血を飲むことは迷信であり、息子の革命精神は正しいものであると主張する。
これは、中国近代革命の頃の中国をここでは表しているらしい。
とても興味深いはなしであった。
昼食後、私のデジカメが壊れてしまったので、林さんとカメラを買いに行くことにしていたが、陸さんがインターネットで調べてからの方がいいですよと言っていたので、調べてみることにした。
女子寮はインターネットの環境整備をしており、部屋の中からインターネットをすることが出来るので、そこで調べてみることに。
安いデジカメがたくさんあり、どれにするか少し迷う。
あと4ヶ月使うことが出来れば問題ないので、インターネットで買うことにした。
もちろん、品質の保証や修理の問題などがあるので信用が無いのだが。
お金を振り込む段階になって、私の銀行カードではインターネットの買い物が出来ないと言うことがわかった。
林さんはインターネットの買い物の為のカードを持っているので、林さんにお願いをするが、彼女のカードにはお金が無いと言うことなので、銀行に行ってお金を振り込むことにした。
彼女の銀行は中国工商銀行。
学校からは20分ぐらい離れた場所にある。
散歩がてら歩いていくことにした。
無事、振り込み準備も終わり、帰る途中に林さんの故郷にある豚足のお店があったので、食べたくなり,休憩しながら食べてみた。
味がしっかりしていてとても美味しかった。
林さん達は臭豆腐を食べていた。
私はこれが少し苦手である。
独特の匂いでせっかくの美味しい味が台無しだと思う。
まあ、外国人の人が納豆を食べるのがだめであるのと同じ感覚だと思う。
寮に帰ってきて、交渉が成立したので、一旦家に帰る。
5時になり、毛先生、葛先生と約束をしていたので学校へ。
今日は教師の日なので3人で学校から少し離れたピザハットに行くことにしていた。
定番のピザからパスタ、チャーハン、デザートなど種類は様々。
味に関しても、日本で食べるものと大差はない。
但し、ピザは少し小さめで、米類は少し味が違うと思う。
ケチャップの味が少し違うからなのだろうか。
3人で話をしながら、楽しい時間を過ごすことが出来た。
料金は123元と中国の一般的な食事の料金では少し高めである。
日本円では1700円くらいである。
2010/09/11
ある土曜日の1日
今日は土曜日で学校も休みなので、昼食は学生達と部屋で作って食べることにした。
せっかくなので、立石さんも誘って、一緒に食べることに。
学生達に11時頃に来てもらって、家の近くで買い物をする。
しかし、この付近は店の種類が少ないので、鮮度や価格面で前の学校の周りよりは少し落ちる。
買い物を済ませた学生達が戻ってくる前に、立石さんをバス停まで迎えに行き、みんなで料理の準備を始める。
料理は7品。今日は8人で食事をする。
主な料理は劉らさんが作ってくれた。
男の子達も1品ずつ作ってくれ、久しぶりに部屋の中が活気づいた感じがする。
みんなと立石さんも話を少しづつしてくれたので、私以外の日本人に会うこともとても良いことだと思う。
午後は、みんなが用事で居なくなったので、立石さんと2人でおしゃべりをして過ごす。
夜は日本人の集まりがあるので、立石さんと一緒にバスで川西の方へ行くことに。
バスは渋滞のため集合の時間よりも少し遅れていたが、まだみんなが揃っていないので間に合った感じである。
集まったのは留学生が6人、インターンで教師をしている2人、中国人と結婚した4人、こちらで仕事をしている2人である。
留学生は学生だけあって、元気いっぱい。
とてもうらやましい限りである。
こちらでの生活にもかなり慣れている感じである。
中国には半年滞在しているようで、授業は1年間受けるらしい。
山梨の都留文科大学と湖南師範大学とは交換留学制度があるそうだ。
そこからの学生が6人来ているそうで、あとは湖南大学のほうにも何人か留学生がいるそうである。
私たちはこの会に新参者なのでとりあえずみんなの話を聞くだけになってしまったが、みんなとても明るく、楽しい人たちばかりである。
2次会は、こちらで仕事をしている池田さんというかたの家に移り、そこでみんなで飲み直しと言うことになった。
家は外国人が多く住居しているマンション。
部屋も洋式のトイレにバスタブもあり、綺麗で広い部屋だった。
池田さんはお好み焼きなど作って待っていてくださり、とてもリラックスした感じである。
お酒も焼酎やワインなど用意してあり、私も久しぶりに焼酎を飲むことが出来た。
良い感じで、時間が過ぎていき、途中は花火鑑賞が出来るおまけ付きである。
毎週土曜日になると、湘江で花火が上がるらしく、池田さんの部屋から綺麗に見ることが出来た。
私と立石さんはバスの時間があったので、途中で帰ることになったのだが、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
帰りは、立石さんを送って帰ったのだが、下りたバス停から学校まで意外に時間が掛かってしまったので、歩き疲れてしまった。
部屋に帰るとほろ酔い感じと心地よい疲れでぐっすり寝ることが出来た。
2010/09/17
回転寿司店
午前中の授業が終わり、事務所に行くと、湖南大学の学生で院生の張君先生がいた。
久しぶりに会ったので、ご飯に誘ってみた。
前から昼ご飯を食べませんかと誘っていたのだが、時間が合わず、流れていた。
今日は張先生の用事もないと言うことで、昼食を一緒に食べることにした。
昨日、葛先生から歩行街の近くにある回転寿司のお店の割引券をもらっていたので、平和堂へ買い物に行くついでに、一緒に食べに行くことにした。
授業終わりに2人で行くそのお店は、卒業した学生達がよくバイトをしていたお店である。
中は、回転寿司店そのもの。
価格帯がだいぶ高い。まあ、予想していたとおりのことだが。日本料理なのだから安い訳がない。
ここで、素晴らしい物を見つけた。
トンカツである、なかなか食べるチャンスが無かった物で、私はとてもうれしかった。
早速、注文して、食べてみる。
味は日本と同じで、カリカリ感もあったので、かなり美味しいと感じた。
私にとって日本料理は忘れられない物で有ることを感じた。
トンカツソースが無いことが少し残念だったが、ケチャップとマヨネーズがあったので、この2つを混ぜ合わせて、タレにすることにした。
張先生との話は大体が日本語の話。
彼女はとても、日本語が上手で、日本語の文法についてとても詳しい。
研究が文法関係なので、色々と使い方について研究しているらしい。
約2時間ほどを過ごし、そのあとで近くにある平和堂へ行ってみることにした。
明日は0902クラスの学生と一緒に寿司をつくるつもりで、その材料を買いに行くためである。
張先生にも一緒に行ってもらった。
買いたい物は海苔とシーチキン、マヨネーズ。
たったこれだけなのだが、平和堂にしか海苔がないので、しかたがない。
しかし、今、平和堂の前の道路は地下工事の為、わたることも出来ず、地下道も工事のために無くなっていたので、少々遠回りをして平和堂の前へ。
いつもの事ながら、デパートといった感じ100%。
地下に行き、目的の物を買い、無事に帰ることができた。
2010/09/18
寿司を作る
昼食を0902クラスの学生と一緒に作る計画を立てた。
みんながお寿司を食べたいと言っていたので、昨日は平和堂へ行き、海苔を買ってきておいた。
午前中、みんなが集まる前に酢飯を先に作っておき、材料の野菜等を学生に買ってきてもらった。
お酢は、近くのスーパーでは手に入らなかったので、同僚の毛先生から頂いた。
材料は卵焼き、キュウリ、レタス、シーチキン等。
お寿司は手巻き寿司にしてみた。
酢飯はみんなの口に合うか分からなかったが、出来た物はみんなおいしいと言って食べてくれた。
最初に私が作り方を見本で見せて、そのあとは学生達に勝手に作ってもらった。
みんなわいわいしながら、楽しそうに作ってくれ、その姿を見ているだけでとてもうれしい気持ちになった。
学生が作ったお寿司も美味しく、日本で食べる味とほとんど同じだった。
私自身、お寿司を作る事を今までしたことは数えるぐらいしかないが、こうして、みんなとの日本文化の交流で作る機会が出来たことはとても良かったと思っている。
2010/09/19
最近の天気
今日は日曜日なのだが、中秋節の休日振り替えになっているので授業があった。
今日は木曜日の授業。
0902クラス、0904クラスの2つのクラスである。
会話の授業を済ませ、部屋に帰る。
最近、夜になると食欲が無くなる。
夕食は食べなくても、なんとかなるものだ。
最近の天気にしても、夜の暑さがだいぶある。
クーラーを一日中つけていないと過ごせない感じがする。
暑さは大歓迎。寒さがあまり早く来ないことを願うばかりである。
2010/09/20
残暑
長沙の残暑は本当に厳しい。
今日も気温は37度まで上がるらしい。
午前中も汗ばむ感じで、まだまだこれが続くのかと思うと、げんなりしてしまう。
午後はおとなしく家で休憩をして、午後は教室で授業。
夜も家にいても暑いので、教室で学生たちと一緒に勉強をする。
教室には大きな扇風機があるので、これに当たりながら、勉強をする。
日本では25度前後になっているらしいので、もうすぐしたら、暑さも落ち着くのかも.
2010/09/22
中秋節
中秋節の第1日目。
今日は中国国民にとって古い祝日であり、重要な祝日の1つでもある。
今日から3日間が休日となる。
毎年この日は家族みんなで集まり、お祝いをするのが風習である。
お月見をするのは、日本と同じであるが、食べるものが違う。
中国では月餅をこの中秋節で食べるのが、風習である。
私も葛先生から月餅を頂いたので、今日はこれを食べることで中国にいる感じを味わってみた。
今日は0902クラスの学生達とバーベキューをするつもりだったのだが、あいにく天気が最悪。
今日から昨日までの暑さが嘘のように寒くなり、雨も少し降ってきた。
しょうがないので、予定変更。
0904クラスの学生を誘って、カラオケに行くことにした。
カラオケはいつものa go go にして、51広場へ行く。
カラオケは人が一杯。ほとんどが学生のようだ。
休みなので、みんなで遊びにきたのだろう。
ここでも、最初の目的を果たせず、再度予定変更。
せっかく、歩行街にきたので、みんなでしゃぶしゃぶ(火鍋)を食べにいく。
しかし、どこも人で一杯。
予約を受け付けるなんて事はしないで、空いた席に勝手にどんどん座っていく。
待っているだけでは、席につけないのである。
3軒ほど回って、最後の一軒で30分ぐらい待っていると、やっと空いた席を見つけることが出来た。
みんなで一緒に食べるしゃぶしゃぶは美味しいと思う。
たくさん注文したが、なんとか全部食べることが出来た。
帰りに着いたのは9時半になっていた。
帰りのバスが心配だったが、どうにか帰ってくることが出来た。
しゃぶしゃぶを食べていると、葉さんから電話があり、「明日は私の故郷でみんなで中秋節のお祝いをしましょう」と誘われた。
彼女と会うのはこれが最後で、それに彼女の故郷も見てみたいと思ったのでいくことを承諾した。
明日は劉らさんが迎えに来てくれ、欧さんも一緒にいってくれるらしい。
2010/09/23
葉媛さんの故郷
9時45分の列車に乗り、葉媛さんの故郷のりいりんに劉らさんと欧さんの3人で出発。
列車は約2時間の旅。
昨日から少し寒くなって、今日は雨も降っているので季節が変わってきているのが肌で感じられる。
りいりんは株州の隣にある県で、街は少々大きい程度。
迎えに来てくれたのは葉さんとお母さん。
まずはお昼時間なので、みんなでご飯を食べに行く。
中華料理のレストラン。
田舎の方では、少し高級なレストランかな、とびきり高級とはいえないが。
そこに葉さんの友達も集まり、みんなで食事をする。
前に葉さんの誕生日の時一緒だった男友達にも会うことが出来た。
食事のあとはみんなでゲームセンターへ。
ゲームをしていると、顔さん、りょうしけいさん、きゅうしんさんが遊びにきていた。
葉さんが呼んだらしい。
みんな葉さんの送別会にきたらしい。
2時間ほどしてから、ホテルへ移動。
夕食時間まで時間を潰す。
ここで、中国麻雀をすることに。
中国麻雀といっても各地でルールがことなる。
りいりんでは長沙麻雀のルールですることに。
長沙麻雀のルールは白、発、中、東南西北が無く、対つの作り方が2,5,8の数しか使ってはいけないというものだ。
あとはポン、チーなんでもあり。
掛け金は1局、ロン上がりで10元、つも上がりでみんなから10元ずつ。
こういう麻雀は本当に負けるのが早い、日本の麻雀のルールでは全部が終わってからの点数による物だが、中国ではそんなに悠長なことをしてはくれない。
意外に葉さんが強いのにびっくりした。
夕食を食べに行くと、友達がたくさん集まってきた。
全部で15人ほどいる。
かなりの人数だ、ここで、顔さんの近況や丘さんの近況を聞くことが出来た。
二人とも、学校にいたときに比べ、日本語をだいぶ忘れている。
上手だったのにもったいない気がするのだが。
夕食のあとで、みんなでカラオケに移動。
カラオケに着いてからも、葉さんは忙しそうだ。
みんなに電話をしたり、電話が掛かってきたり。
今日で葉さんはみんなと会うのが最後になるからだ。
葉さんは10月、日本へ行き、1年は帰って来れないかもしれないからだ。
カラオケでは、みんな別れや友情の歌を歌っていた。
葉さんへのメッセージなのだろう。
送別のプレゼントに花の人形を送ってもらった葉さんは感動して泣いていた。
私も1年近く日本を離れ、友達に会うことも無いが、こうしてみると、やっぱり、友達は良いと思う。
局、葉さんとはあまり話をしないで、今日という日がおわったかんじがする。
、彼女と会うのは最後になるのだろう。
そう思うと、なんだか複雑な気分になる。
1年前に長沙に来てから、良く連絡をしてくれたのは彼女だし、遊びにも一緒に行ったが、別れはあっさりと来てしまった。
このような関係であり、縁なのだろう。
私は特に彼女の特別になりたいと思っていたが、それはあくまで思いだけであって、現実的な物ではないと改めて実感した。
別れがあり、出会いがある、そこには何があるのか、特に何もない、分からない自分がいて、どうすることも出来ない自分が居る。
それを考えると、気分は重くなり、どうしようもない感じになってしまった。
これからの彼女の幸せを祈るばかりである。
2010/09/26
1002クラスの夜の教室
午前と午後の授業が終わり、食堂でご飯を食べていると、毛先生から1002クラスで少し話をしてほしいと言われた。
毛先生の会話の授業で、少し学生達も会話が出来るようになったのでとお願いされた。
前回行ったとき、ほとんどの学生が中国語しか話さないので、今回は林さんにお願いして、一緒に行ってもらうことにした。
夜の教室には補習に来ている学生がいる。
その時間を使って、彼たちと話をすることにした。
1002クラスの学生はまだ日本語の勉強を始めたばかりなので、使える単語、文法はまだ少ない。
教室に行って、みんなが集まってくるのを待っているが、なかなか、みんなが話しかけてこない。
林さんがみんなに呼びかけて、まずは男の子が今日勉強した言葉を使ってきた。
やはり、最初に言葉を使うのは恥ずかしいらしい。
林さんに聞いてみると、やっぱり、林さん達も同じで、もどかしい気持ちを持っていたらしい。
少しすると、他の女の子達も集まって来て、みんなで質問したり、質問されたりを繰り返す。
私の言うことが相手に伝わらないときは、林さんに通訳してもらいながら、みんなとの会話をしていく。
今は簡単な会話しかできなかったが、彼女たちが将来は流暢に日本語を話していることを考えるとなんだか楽しくなった。
2010/09/27
停電
いきなり電気が切れた。
部屋の電化製品はすべて使えなくなった。
中国で停電は珍しくないので、普通の停電だとそのときは思っていた。
学校へ行き、授業が終わって、部屋に帰ってくるが、まだ、電気が来ていない。
また、長い停電だなと思いつつ、昼休みを過ごし、午後の授業へ向かう。
夕方から夜に掛けて、教室で学生達と会話の練習をしたり、中国語の勉強をしたりして過ごす。
部屋に帰るが、まだ、電気がない。
これは、普通の停電なのだろうか。
陸さんにお願いして、管理人さんに聞いてもらうことにした。
管理人さんによると、これは停電では無いそうだ。
そうなのか、それはしょうがない。
明日になれば、劉先生に相談をすればいいことである。
初めて、真っ暗な部屋で、すこし怖かったが、シャワーを浴びることは出来るので、とりあえず今日はさっさと寝ることにした。
2010/09/28
中国ラーメン
教室に行き、劉先生に会いに行く。
あいにく、時間が合わずに会うことが出来なかった。
昨日から停電をしており、管理人さんに聞くと、電気料金の支払いがされていないのではないかと言われていたので、そのことを相談に行ったのだが。
葛先生に話を昨日していたので、劉先生には今日の朝話をしていたらしい。
食堂にいた葛先生に話を聞くと、劉先生はお金を払いに行ったとのことだった。
これで、安心である。
家に帰ると電気が来ていたので、ほっとした。
午後は授業が有り、授業の終わりに林さんと一緒に中国のラーメンを食べに行く。
ラーメンと言っても、日本のラーメンとはだいぶ違うのだが。
面は、うどんの細くなった物で、中に入っているのは、角切りになった肉だけ。
スープは醤油ベースで辛いラー油が入った物である。
おいしい、おいしくないは別にして、おなかの中にすぐに入っていった。
2010/09/30
歩行街へ
天気も良くなってきたので、気分も晴れてきた。
今日は午後からの0902クラスは授業をしないことにした。
彼女たちは実家に帰る人が多いからだ。
それで、葛先生、毛先生と3人でご飯を食べに行くことにした。
平和堂にあるバイキングに行くことに。
バスに乗り歩行街へ。(302のバスに乗る)
このバイキングには0802クラスのみんなと一緒に行ったことがある。
着いたのは1時過ぎ。
種類は豊富だったが、時間が少し遅かったせいで、食べるものが少なくなっていた。
時間も2時ぐらいになると、店員さんが食器を片付け始めた。
一緒に行った先生達はかなりご立腹。
まだ、食べている途中だったからだ。
そんなに怒らなくてもと私は思ったのだが・・・。
サービスの悪さに文句を言っても・・・。
食事のあとは、3人で平和堂のなかの洋服をみたり、歩行街をブラブラしたりする。
途中で毛先生は帰り、葛先生と私は、歩行街に遊びに来ている0904クラスの学生達と合流することにした。
彼女たちは映画を見に行くつもりだったのだが、値段の関係で映画は中止。
しょうがないので、みんなで帰ることに。
それにしても、今日は本当に疲れた。
女性と一緒に洋服を見て回るのは体力がいる。
2010/10/01
国慶節の1日
今日は国慶節で、国民の祝日である。
立石さんと今日は平和堂で会う約束をしていたので、外で、タクシーを止めようとするが、なかなかとまってくれない。
今日は運が悪いのかもしれない。
一緒に行ってくれる学生によると、休日なのでみんながタクシーを使うため、止まってくれないそうだ。
しょうがないので、白タクをひろって、平和堂まで行くが、すでに、約束の時間を30分も遅れてしまった。
しかも、休日なので道は渋滞だ。
着いて、立石さんと一緒に平和堂の地下を見て回り、その後、「金牛角」というレストランへ行く。
ここで、今日から始まる1週間の休みのスケジュールを決めることにした。
今日会うのはこれが目的である。
明日は博物館へ行き、明後日は株州へ行くことを決めた。
もう少し先の予定は張家界の近くの鳳凰に行くことにした。
鳳凰への行き方は旅行社に頼む方向で進めるが、もし、無い場合は毛沢東の故郷である湘山に行くことに。
ご飯を食べ終わってから、散歩がてらに太平街へ行ってみることに。
立石さんが行ってみたいらしい。
ここは、昔の道や建物が残っている良い場所だと思う。
ここにあるお店も、あまり見かけないお土産系の物も置いてあるので、見て回るのはとても楽しい。
ここで、かんざしを打っているお店があったので、せっかくなので、姉用のかんざしを買うことにした。
以外にいいものだと思うので、いい買い物ができて、一緒に行ってくれた立石さんに感謝。
2時間近く話をして、帰る頃に、学生の徐さんから、前の学校の近くに行って、花火を見ましょうと言われた。
しかし、行ったはいいが花火はすぐに終わってしまった。
これだけのために、わざわざ来たのかと思うとやるせない気持ちになった。
しかし、久しぶりに前の学校を見ることが出来たし、学校の近くの麻辛タンも食べることが出来たのできてよかったとも思った。
花火を見るとき徐さんとは出会えず、結局、帰りのバス停で彼と合流。
帰りのバスは大混雑。
道は渋滞。途中では事故が起きているし、帰るまでに1時間近くが掛かってしまった。
今日はなんと運が悪いことだろう。
2010/10/02
祝日2日目
今日は、立石さんと一緒に博物館に行く約束をしていたので、午前中はゆっくりして、午後から博物館へ。
博物館前は人で一杯。
入り口の電光掲示板には「今日の切符は売り切れました」とあった。
博物館も人数制限をしていたのか。
これは失敗、せっかくここまで来たのに、博物館の中には入ることが出来なかった。
国慶節の間は毎日5000人しか入場することが出来なかった。
本当に残念だ。一緒に誘った立石さんにも申し分けない気持ちだ。
しょうがないので、明日の株州に行く切符を駅に買いに行くことにした。
駅の切符売り場もかなりの人がいる。
これで、明日の切符が買えるのか心配になってくる。
博物館にも駅にも、徐さんと陸さんが一緒に行ってくれたので、2人にお願いをして切符を購入してもらった。
明日の列車は混んでいるので、座席なしで行くことに(切符は1人12元)
明日が楽しみである。
2010/10/03
株州へ
午前8時半に長沙駅前で立石さんと待ち合わせ。
今日も徐さんと一緒に株州に行ってもらった。
株州は初めて行くが、どういうところか楽しみである。
列車内は混雑している。
もちろん、座る場所はない。
約30分で株州に到着。
こんなに近いところだとは思わなかった。
着くと立石さんの友達が待っていてくれた。
初めて会ったが、彼女は海外青年協力隊で株州に来ていて、とてもやさしい感じの女性だと思った。
まずは、株州にある公園へ。
ここは神農帝のまつられた公園である。
駅からは散歩がてら、歩いていったが、40分ぐらい掛かってしまった、しかし、今日の天気はとても良く、昨日までのぐずついた感じとはだいぶ違う。
湘江の支流が株州にはあり、街の感じもとても良いと思う。
こういうのは歩いてみないと分からないことだと思う。
公園内は家族連れがたくさん。
好天気で、祝日なので、外に出たくなる心境も分からなくもない。
その後、株州の歩行街へ。
駅のすぐ横にある通りがそうである。
今は道が工事中だったので、歩きにくかったが、道の横にはたくさんの洋服の店が並んでいた。
ここ株州は洋服が安く買える街として有名である。
多くの店が洋服の店になっていて、今日は国慶節と言うこともあって、かなり安くなっていた。
人もたくさん歩いているし、とても賑やかである。
大きな建物の中にはたくさんの洋服に関係のある店がたくさん入っている。
長沙で洋服店を開くときは、洋服だけでなく、関連の物もここで買っていくのかもしれない。
本当は3時頃帰るつもりだったのだが、都合の良い列車が無かったので、6時過ぎの列車が来るまで、平和堂の一角でおしゃべりをする。
時間はあっという間に過ぎ、帰りの時間が来てしまった。
こうして、中国に来ていて、日本人と話をすることは本当に珍しいことであり、この機会を作ってくれたのは、立石さんである。
彼女とここ1ヶ月、一緒に遊んでみて、今まで、まったく無かった日本人同士の交流が増えたことは確かである。
株州にも来ることが出来、長沙の周りも大体の所へいった感じである。
帰りの列車は普通列車なので、切符が安かった(1人4.5元)
切符を買ったときは、座席無しだったが、列車に乗ると空いている席があったので、長沙まで座って帰ることが出来た。
ラッキーだと思う。
2010/10/05
岳禄山
今日も良い天気だ。
気温も暑くなく寒くなく、ちょうど良い。
好天なので、立石さんと2人で岳禄山へ行くことに。
今回は湖南大学の方から登っていくことに。
大学近くのバス停の環境が色々と工事をしていたので、かなり綺麗になっていた。
休日だったので、岳禄山入り口は人がいっぱい。
木々は緑が豊かで、木漏れ日がキラキラと輝いている。
本当に最近の天気が良いので、私はとてもうれしい。
立石さんとおしゃべりをしながら、少しずつ登っていく。
立石さんはスタミナが本当に有ると思う。
岳禄山は少々きつい坂が有るのだが、スイスイと登っていく。
散歩にしては良い運動になるのが、岳禄山の良いところでもある。
山頂では今までで一番の景色が見ることが出来た。
いつもは、薄くモヤがかかっていて、長沙の街を見ることが出来ないのだが、今日は天気が良いこともあってよく見える。
展望台には人がたくさんいて、みんなとても気持ちが良さそうである。
今回の天気は2人の日ごろの行いがいいからかな。
2010/10/10
勉強の1日
今日は休日なのだが、割に早く起きてしまった。
なので、教室に行ってみると、0904クラスには劉小矯さんがいた。
彼女は本当にまじめである。
彼女と一緒に教室で中国語の勉強を始めた。
今は、ほとんど単語の勉強しかしていない。
昼食を食堂に食べに行くが、今日は休みなので、食材が少ない。
ご飯も炊けていないので、外で昼食を食べてから、また、教室で勉強を開始した。
休日に学校の食堂での食事はあまりお勧めではない。
昼からの勉強が2時間がたった頃には、頭がクラクラするので、部屋に帰って、少し休憩することに。
4時過ぎに学校に戻り、勉強を再会する。
7時半頃に葛先生が学校に来たので、彼女と中国語会話の練習をする。
9時前に葛先生が帰ったので、0902クラスを覗いてみると、周琴さんがいた。
彼女にお願いして、発音の練習をしてもらった。
「Xiao」 「shao」の区別がどうしても分からない。
彼女に発音をしてもらうが、私の発音が良くならない。
困ったことだ。
練習を何度もすると少しは良くなったと言われたが、自分では彼女の発音と同じように感じるのに何かが違うみたいである。
これは、まだまだ練習が必要である。
2010/10/11
写真を撮りに
今日はあいにくの雨。
暖かい日もあと1回あるかないかだろう。
少し肌寒い雨の中を歩いて学校へ行く。
午後から0904クラスの授業があるが、教室には誰もいない。
事務所に行くと、葛先生から「今日、0904クラスの学生は助成金の申請用の写真を撮りに行くので、授業は無いです」と言われた。
どこかに撮りに行くそうなので、私も一緒に行ってみることに。
学生達を正門の前で待って、みんなが集まったところで出発。
バスに乗り(801系統)20分くらいで、中南大学鉄道学院という場所に着いた。
バスは学校から真っ直ぐ南の方へ。
学校はかなり大きく、たくさんの校舎と学生がいる。
案内人のおばさんと校門で会い、写真を撮る所に案内される。
この学校内で写真を撮るらしいが、すぐにはしないらしく、少し待つことに。
とはいっても、1時間半も待たされてしまった。
待ったあげく、別の場所に移動するも、そこでも写真は撮らず、また、待っていた場所に戻って、ようやく写真を撮ることが出来た。
なんという中国らしい。
私としては時間が無駄になったとは感じていない。
1002クラスの新入学生と一緒に話をすることができたからだ。
それに、初めての場所に来ることが出来たこともその1つである。
学校を出たのは2時過ぎで、帰りは7時になっていた。
こんなに遅くなるとは思っても見なかったが・・・
2010/10/14
マフラー
朝から雨模様、かなり寒い。
こんな感じは今までで一番かもしれない。
午前中授業をして、授業が終わってから、事務所に行き、最近の日本の流行語について調べてみた。
日本のテレビを見ていないので、学生から日本ではやっている言葉を教えて欲しいと言われたので、少し戸惑ってしまった。
私は今の流行語について行っていない。
こういうのを中国ではアウトというらしい。
アウトは流行遅れの意味。
午後は寒かったのでマフラーをして学校に行った。
授業が終わってから、部屋に帰るとき、管理人さんに[今日は雪ですか]と言われた。
マフラーはさすがに大げさすぎたのか。
でも、私としては寒いのが嫌いだし、風邪を引かないためにも、細心の注意が必要であると思うのだが。
夜は教室へ行き、葛先生と会話の練習をする。
最近は夜学校に行き、学生達と会話練習をするのが日課になっている。
帰るとき1002クラスで少し話をすると、このあと、みんなでバーベキューを食べに行くので、一緒に行きましょうといわれた。
学校の傍の屋台で、みんなで夜食を食べる。
彼女達の日本語会話はまだまだだが、気持ちは伝わるので、とてもうれしかった。
2010/10/15
天天向上
夜、テレビを見ていたら、日本の風景が目に飛び込んできた。
観ていた番組は「天天向上」である。
今日のテーマは日本。
番組の司会者達が日本へ行き、日本の文化を紹介するというものだ。
この番組は湖南省だけではなく、中国全国でよく見られている番組である。
この番組の司会者には矢野浩二さんという日本人も出演している。
今日のテーマの中に、スマップが出ていたので、びっくりした。
天天向上の司会者達がスマップと話をしているので、なんだか新鮮な感じがした。
日本も少し見ることが出来たので、故郷を少し想い出し、うれしい気持ちになった。
2010/10/17
日曜日の1日
今日の天気は快晴。
気温も過ごしやすく、外に遊びに行きたい気分にさせる。
今日は日曜日なので、朝から家事をすることにした。
洗濯、掃除、ちょっと早めに昼食を食べ、陸さんと勉強をするために、教室へ行く。
夜まで教室で勉強を続けていると、葛先生が来たので、私と一緒に日本語と中国語の勉強を7時半から8時半まで約1時間してもらった。
そのあとは、0904クラスへ行き、劉小矯さんがいたので、彼女と会話をしながら、勉強をする。
家に帰ったのは10時半。
一日があっという間に終わってしまった。
2010/10/28
なぞなぞ
1日の授業が終わり、放課後0904クラスを覗いてみた。
残っていた学生が何かを話をしていたので、質問してみた。
授業でなぞなぞを勉強したらしく、そのことについて話をしていた。
日本語のなぞなぞは、「このきはなんですか。答えは柴」「この糸は何色ですか。答えは紫。」このようなかんじです。
反対に中国語のなぞなぞについても聞いてみた。
まだ私にとって少し難しいかったが。
中国語のなぞなぞは「一群羊在吃草 草没了。」「草を食べに羊が草原に来ました、草がありません」答えは何でしょう。
答えはイチゴです。中国語でイチゴは【草莓】といいます。「草没」というのが草がないの意味で、イチゴの中国語の発音と同じなので、答えはイチゴになります。
というのが問題だ。
発音の問題でなかなか面白いと思う。
これからも、暇なとき色々と教えてもらおうと思う。
2010/11/7
映画館へ
日曜日の午後、1002クラスの学生がメールを送ってきてくれた。
「今日の午後はヒマなら映画を見に行きませんか。」という誘いだった。
映画を見に行くのは初めてなので、すぐにOKをした。
学校からタクシーで10分ぐらいの場所に映画館がある。
隣には大きなホテル、その隣には湖南図書館があった。
映画館には演劇場も備わっていたり、レストランもあったりする。
どんなものが見たいですかといわれたので、おもしろい映画がいいと答えたら、新しい映画を見ることになった。
テレビ番組の「快楽大本営」で司会をしている人が出ている映画があったのでそれにすることにした。
映画の上映時間まで、まだ間があったので、この機会に湖南図書館に行ってみることにした。
図書館は広く、何がどこにあるのかさっぱり分からない。
とりあえず、雑誌が置かれている部屋に行ってみることにした。
学校の教室の様な場所で、たくさんの部屋があり、そこで、本が分けて置いてあるようだ。
残念ながら、日本の本を探すだけの時間が無かったので、中国語の本を読むことにした。
少年向けや青年向け、大人向けの本がたくさんあり、なかなかおもしろいと思った。
時間が来たので、映画館に移動。
上映場所は思ったよりも狭い。この映画館は古いらしい。
歩行街の方に行けば、もっと大きな映画館もあるらしい。
上映されたのは、もともと韓国の映画を中国版にリメークされたもので、新しく出来た彼女がとても凶暴であるという内容の映画だった。
字幕なしで、全部中国語だったが、何とか内容を分かることが出来たのは、私が少し成長している証拠かもしれない。
約1時間半の映画が終わり、おもしろい内容だったと思う。
映画の中で男がブラジャーを着けて歩く姿があったりして、とてもおもしろかった。
料金は50元、学生は半額で見ることが出来る。
歩行街では100元から150元はするらしい。
中国では映画は贅沢なものだと思った。
2010/11/12
岳禄山へ
今日は、午前中0904クラスの学生達と岳禄山に行くことにした。
岳禄山は紅葉があると聞いたので、今回は行くことにしたのだ。
汽車駅まで歩いていき、そこからはバス。
岳禄山までの道順も、何回も通った道である。
今回は北門の方から、登り始めることにした。
紅葉はあまりなかったが、空気はとても新鮮で、自然な匂いで一杯だった。
途中で遅れる学生が出てきたので、頂上前でみんなを待ちながら、自然の風景を楽しんだ。
景色はいつもの様子で変わったところは特にない。
下山は登りよりも高配がきつく、足が痛くなってしまった。
登り始めから降りまで、約3時間が掛かった。
今回で岳禄山に登るのは最後になるかもしれないので、しっかりと目に焼き付けた1日だった。
2010/11/15
いざ冬本番か?
朝目が覚めると外は霧がかかっていた。
とうとう、長沙にも冬が来たみたいだ。
11月になり、今年の冬は厳しい寒さが続くといっていたが、なかなか冬が来ない中、暖かい日が続き、晴天のなか、中国の秋を楽しんでいた。
今日、寒さが来ることは、昨晩から予兆があった。
夜は、かなりの風があり、明日は寒くなると学生と話をしていた。
昼になっても、霧が晴れない。
もちろん気温も上がらず、太陽もみえない。
コートにマフラーを着て、完全装備。
去年に比べて、冬が来るのが遅かったが、まだ完全な冬にはなっていない。
これからが本番だ。
2010/11/26
卒業パーティー
昨日で0902クラスの授業が終わった。
最後は会話の試験でみんなの会話能力をみた。
あとは、12月5日の試験を待つだけになった。
今日は0902クラスのみんなが先生を招待して、卒業パーティーをしてくれることになった。
私と日本語1級文法担当の先生と先学期の文法担当の先生が招待された。
パーティー会場は学校の近くにあるレストラン。
料理は学生たちが注文してくれており、お酒も出てきたので、みんなで乾杯をして食事をした。
0902クラスの学生たちとは1年半と1番長く授業を続けてきたので、とても感慨深い。
このクラスの学生とは旅行にもたくさん行ったし、遊びにも行ったことが走馬灯のようによみがえる。
授業が終わって、彼女たちと話す機会も少なくなり、あと1週間ほどで、卒業していくと思うと胸がいっぱいになってきた。
みんなとの乾杯で、彼女たちの将来の成功と今までの感謝の気持ちを伝えることが出来、とてもよかったと思う。
こういう場がなければ、なかなか伝えることが出来ない言葉なので、このような場を作ってくれた学生に感謝している。
今後の彼女たちの明るい未来を祈るばかりである。
2010/12/4
初 武漢
今日、日本語能力試験のため武漢への出発する。
0904クラスの学生が武漢で試験を受けるというので、私も一緒に同行することにした。
出発は夜中の3時。
夜中の2時、駅へ向かって、夜の街を歩く。
さすがにこの時間なので車も少ない。
気持ちがいい。
駅までは歩いて大体20分ぐらいか。
駅に着くと学生達はもう待っていた。
みんなは11時には駅に居たらしい。
長い時間待っていられるところが凄い。
列車に乗ると更にビックリ。
こんなに夜遅いのに、たくさんの人がいる。
座るところが無い。
立っていくのはいやなので、席を無理矢理見つけて座った。
しかし、この列車はとても汚いし、遅い。
途中でよく停車をして、ほかの列車を待つことが多かった。
結局着いたのは9時前。
6時間近くの列車の旅はかなりきついと思った。
まったく睡眠は出来なかったわけではないが、体はとても疲れている。
武漢駅には学生の友達が迎えに来てくれて、車で試験会場の学校近くまで送ってくれた。
途中で長江と武漢で有名な黄鶴楼を見ることが出来たが、意外に河が小さく、黄鶴楼も岳楊楼より壮大ではない感じがした。
これを見るために来たのに、少しがっかりした。
ホテルは学校の近く。
昨日から先にきていた学生が、ホテルを探していてくれた。
学校の近くのホテルは一杯だったので、近くの招待所で泊まることに。
一泊1部屋150元。
安いか高いかは、ご想像におまかせする。
食事の後で、試験会場を見に行くことにした。
学校はとても広く、公園のように木がたくさん植えてあった。
並木道がずっと続く感じは大学らしい感じを受ける。
武漢技術大学という場所で、学生ももちろん多い。
綺麗な大学というイメージだ。
大学内を散策しながら会場を探す。
会場も無事探すことが出来、みんなは明日の試験の緊張感を持つことが出来たらしい。