中国から届いた医用マスクを県医師会ヘ寄贈

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

鹿児島県日本中国友好協会は9日、中国から届いた医療用マスク1000枚を県医師会ヘ寄贈した=写真。新型コロナウイルス感染防止ヘ役立てる狙い。県医師会は県内の18医師会を通じて、医療機関ヘ配布する。同協会は1月末以降、マスクや義援金を中国ヘ送る取り組みに奔走。日本各地からの支援のお返しとして、中国大使館から日中友好協会( 東京)に約6万枚が贈られた。このうち1000枚が6月に入り県協会に届いた。9日は鹿児島市の医師会館で、同協会の海江田順三郎協会長 (92)ら2人が、県医師会の池田琢哉会長( 73)ヘ手渡した。池田会長は「価格高騰が医療経営を圧迫しており、非常にありがたい。徹底した感染防御をしていく」と感謝。海江田会長は「ウイルスは人種や国を選ばないため、国際連携が必要。適切に分配してもらえたら」と話した。