中国人養父母感謝の集い

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

今年も4月4日(日)まさに中国では『清明祭』の日になります今日の日曜日、2年に跨ぐコロナ禍の中、そしてあいにくの、降りしきる雨の中、8回目になります「中国人養父母感謝の集い」が鹿児島市与次郎にあります天保山公園にて執り行われました。

この碑は遺華孤児協会の代表、鬼塚健一郎(鹿児島市星ヶ峯)氏と氏の意向に賛同しました鹿児島県日中友好協会の海江田順三郎会長らが中心に活動し碑の建立にこぎつけたものです。
2014年の春に現在地に県市の協力も得て建てられました。早いもので今年で8年目を迎えることになりました。

不幸なる先の争いの中、孤児になった日本人の子供、幼児を引き取り、いろんなパッシングを受けながら育ててくれた中国人養父母たちの愛は帰鹿した孤児の人たちの記憶の中に消えることなく感謝の念として刻まれていることと思われます。

又その思いは日中友好を願う私たち協会(民間団体)員一人一人の願いでもあります。

そして、2度と再び残留孤児のような戦争犠牲者を出してはなりません。そういう意味ではこのような碑が建つことがないよう願うばかりです。

昨今のきな臭い国際問題の中で、日本と中国の隣人(国)としての愛と絆を大前提として降りかかる難問題を解決していく必要があるのでは、とこれは編集人個人の意見として思うことです。

2021・4・4    大石ケイジ