国際交流文化フェスタ開催

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

国民文化祭・かごしま2015

『国際交流文化フェスタ』

中国友好盟約都市 湖南省 長沙市「長沙同弁湖実験学校』参加

鹿児島県在住外国の皆様による芸能交流大会

平成27年10月3日(土) 鹿児島市民文化ホール4F

共催 鹿児島県・市日中友好協会

協会副会長の天達美代子氏が主宰する「鹿児島文化交流協議会」は第30回国民文化祭かごしま2015のプレイベントとして10月3日(土)1時~4時、

鹿児島市市民文化ホール4階ホールに於いて『国際交流文化フェスタ』開催

前日2日は出演する長沙市の高校生ら15名が市役所を訪れて森市長に面会をしました。

訪問したのは長沙市―1982年に鹿児島市と友好盟約を結びました―の私立高校の同弁湖実験学校の一行です。

フェスタの開演に先立つ海江田順三郎鹿児島市日中友好協会会長の挨拶を書きます。

「湖南省同弁湖実験学校の皆さま、ようこそ鹿児島へおいで頂きました。

鹿児島市と長沙市は1982年に、友好都市盟約を結び、これまで行政や民間での交流がいろいろ行われて来ました。

先月は長沙市で開催された国際食品展覧会に、業者の人達と私と、天達副会長と一緒に参加して来ました。

私が初めて訪問した1981年の長沙市は、市民は人民服を着て自転車が多く、自動車は少ないでした。

ところが最近は人々の服装も立派になり自動車も増加し、街には高層ビル群が建ち並び目をみはる思いがします。

さて、話題は変わりますが、鹿児島は日本が封建制から近代国家に転換した明治維新の最大の功労者であった西郷南洲の出身地であります。

そしてこの西郷南洲を崇拝し、明治維新を模範に孫文と中国の辛亥革命を起こしたのが長沙出身の黄興先生でした。

1887年、日本に滞在中の黄興先生は日本人の友人に案内され、東京から鹿児島に来て西郷南洲の墓地を参詣し、南洲を敬慕する詩を書き残しました。

先年、わたくしたち日中友好協会は墓地のある公園に「黄興先生南洲墓地参詣の碑」を建立しました。

今回鹿児島に来られた機会に、是非この記念碑を見学して「鹿児島・長沙両市の歴史的な関係を理解して欲しいと希望いたします。

中国の古い言葉に「礼は往来を尚ぶ」とありますが、「長鹿両市の市民は今後も相互に訪問して友好親善を促進してゆきたいと念願します。

終わりに若い皆さまの身体健康と学業勝利を祈ります。謝謝!