2015年度 九州日中友好交流大会及び『中華人民共和国成立66周年国慶節祝賀会』

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

「2015年度九州日中友好交流大会」が9月25日(金)午後ホテルニューオータニ福岡にて開催されました。

今年は『中華人民共和国成立66周年国慶節祝賀会』も同時開催されました。会議内容は以下。

① 福岡県日中友好協会代表挨拶・会長:松本 龍
② 中国駐福岡総領事代表挨拶 ・総領事:李天然
③ 日中友好協会会長: 丹羽宇一郎会長の基調講演(50分)
④ 中日友好協会会長: 王秀雲副会長より基調講演(50分)

今回、加藤紘一前会長から新しく会長になられた前駐中国日本大使の丹羽さんの基調講演が当日参加された九州の日中関係の会員方の注目―ある意味期待―を集めたのではと思われます。

氏は淡々とした語りで「実は今日は予定していた話はやめて今現在、自分が思い浮かぶ話を語って行きたい」と云うのが出だしの挨拶でした。

今日渡米した習近平主席がアメリカでアメリカの首脳とどういう話の展開になるのか?そんなおはなしから講演は始まって行きました。

まあ、いろいろなおはなしがありましたがつまりは、日米にしても日中にしても「いろいろ小さいことはあるでしょう。

―尖閣の問題も、南シナ海の問題もちいさな問題?―ちいさな問題はお互い長い目で時間をかけて解決してゆけばいいじゃないか。

私は何度も習近平さんに会いました。そして言っておられました。「中国と日本はおたがい住所変更は出来ませんね。仲良くしないわけにはいかないでしょう」と。

でも32代続いて来た日本総理大臣と中国政府との友好関係を安倍内閣が壊すような無責任な態度はとらないで戴きたい。・・・そんな話です。

「わたしは2つの提案したい。東京都と北京で2年後の2017年―この年は日中国交正常化から45周年を迎えます。習近平内閣の第2期がはじまります。

― この記念すべき年に大きな国家式典をやろうじゃないか。これからその準備をはじめましょう。

もう一つは日中の姉妹都市(友好都市ですよね)どうしでも大きな式典をする。それは、国ではなく民間から提案し盛り上げていきたい。

・・・6時からの国慶節祝賀会の際、会員の皆さんと交流(挨拶)があるのかと思って参加しましたがそんな機会はなく早々と東京?へ帰ってしまわれ残念でした。近くで顔も見れませんでいた。―チョット愚痴を―さて

―20分の休憩の後第2部として二つの班に分かれての分散会―

共通のテーマは日中地域民間交流を中心として(環境・経済・留学生)
私たち鹿児島日中は海江田順三郎鹿児島県市日中友好協会会長が座長を務める第2分散会(経済)

まず日本側からは佐賀県日中の犬山俊郎氏による『小城地区日中友好協会のとりくみ』

中国側からは劉舫氏による『大連市による中日友好のとりくみ』と広州市から来られた朱さんの『広州市による中日友好のとりくみ』・・・

この後の折角中国からいらした友好会員方との意見交換の時間も一人一人の話が長く、時間を押されてしまい尻切れで終わってしまいました。残念と失礼では。