第19回「外国人による日本語スピーチコンテスト」開催

JAPAN-CHINA FRIENDSHIP ASSOCIATION OF KAGOSHIMA CITY

2014/01/25

毎年1月に行われる「日本語スピーチコンテスト」が今年も1月25日(土)午後1時半から鹿児島市県民交流センター2階中ホールにて開催されました。

10名の最終審査に合格された出場者は、中国4名、台湾1名、韓国1名、アメリカ、タンザニア、ネパール、マレーシア各1名でした。

最優秀者氏は台湾出身で志學館大学の留学生王語カンさんが選ばれました。

タイトルは「ことばのおもてなし」内容は「日本に来て困ったことは会話での曖昧な表現、台湾で習った教科書にも出て来ません。

例えば、バスの中で携帯電話のご使用はご遠慮ください」使用禁止とはっきり言わない表現は外国人には理解できないのでは。

問い「ガムいらないですか?」「いいです」問い:「明日遊びに行かない」「行けたら行くよ」そのように日本人と話しをする時はその裏の意味を考えなければいけない。

しかし歳月が過ぎるうちに気が付いた。それは、日本人は話し相手を傷つけない為に「禁止ことば」をつかわないのだということを。

また、日本人は人を褒めるのが上手い。友人の恋人の顔写真を見て、誰が見ても美人、美男とは言えなくても「優しそうですネ」と言う。誰にでも使える言葉。

「わたしは分かりました。あいまいな表現は日本人の心の文化であることを、おもてなしのことばであることを」

優秀賞は日置市の国際交流員のムハマドシュクリビンガザリさん(マレーシア)のタイトルは(居酒屋での出来事」

戴リンシャウ(中国)さん鹿児島大学のテーマは「ユズの蜂蜜漬け」、 ベック、カリフォルニアさん(アメリカ)のタイトルは「ランドセルから学んだこと」

●審査員特別賞には中国の蒋静燁さん鹿児島県立短期大学、テーマは「倍返しー自然の叫び声に耳を傾けよう」でした。