期間:7月3日より7月30日まで
場所:与次郎の鹿児島市市民文化ホール4階 展望ギャラリーにおいて、
上海出身のアマチュア写真家・祁立標の写真展が開催中です。
写真展『印象鹿児島』
以下、鹿児島市日中友好協会の大石氏の推薦紹介文を掲載します。
祁 立標の内心世界へ歓迎光臨!
祁 立標さんとは3年前、鹿大医学部留学生だった奥様の王さんを通して知り合った。
中国・上海の有名企業のIT関係部門の社員だった祁氏はパソコンの映像技術や画像処理に驚くほどの技能をもっていた。
彼のテクニックを伝授してもらう中で彼のHPに収められた数百枚の日本を写したアルバムを見せてもらい、その映像の美しさにびっくりさせられた。
美しさや撮影技術だけならプロの写真家のベストショットにハッと目をくぎ付けさせられることはよくあるが祁氏の切取った被写体は『この写真を撮った意図は何なのだろう』と見る者に考えさせてしまう何かがある。
彼の眼にその被写体はどう映ったのだろうか?シャッターを押した瞬間の心境―内心世界―を一葉一葉の写真から思いめぐらすのは楽しい。
私たちがいつも見ている鹿児島のありふれた風景や近郊の景勝地などの一瞬を鋭く切り取る祁立標の眼の奥にある「内心世界」をどうぞゆっくりとご鑑賞いただきたい。
鹿児島市日中友好協会 大石 慶二